ゆっくり走るというより、止まる楽しさの事である。
足は地面に下ろさない、両足共です。
いわゆる、スタンディングスティルというやつですな、速く走るより難しい。
しかし、安全の極みとも言えるし、更に自分のスキル向上に有効です。
がむしゃらに、走ってギリギリ、信号を通過するぐらいなら、スタンディングで惰性で進み、スタンディングで止まり、スタンディングスティルで信号が青に変わるのを待つ。
たぶんこれが一番、クール。
スマホ見ながら信号待ちしてるドライバーに見せつけましょう。
たとえ見られてなくても、自分のスキルが向上すると思えば楽しくなってきます。
スタンディングスティルを長く保つコツは、路面の形状を把握すること、重心を高く保つこと、身体を自由に動かせること、平常心を保つこと。
極めれば、悟りの世界が見えてきます。
この領域に達した者は次の世界へ進めるのです。
変な宗教にかぶれるより、より自分を極みの世界に到達できます。
さあ、皆さんもやってみましょう、スタンディングスティル。
きっと、新しい自分が見えてきます。

しょうもない技で『ドヤ』っても、周りは冷めた目を向けるか自分のスマホに釘付けになってるかだけです。
しかも、技が決まらなければ、非常に気まずい。
スタンディングスティル出来るようになれば、完全に停止してからビンディングを外すのです。
これって、むっちゃクールですよね。
普段はアンチロードの私ですが、そんな姿を見せられたら、「ズッキューン」来ます。
さぁ、見せて、いや、魅せて下さい、世のロード海苔達。
私に、ズッキューンさせてください。