全ての山は下るために在る!?

ロードバイクだけがスポーツサイクルではない! でも、スポーツとしては乗りたくない。 純粋に、楽しめればそれでいいんちゃう?

カテゴリ: 鉄の部屋

通常、長距離の切符の有効期限は1日ではなく、複数日にわたります。
今回、出張で買った切符は大阪市内から矢吹で、700km以上あり、有効期限は5日です。
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その期間で到着すればよく、日を跨いで乗車できる列車も少ないので、車中泊で無く改札外に泊まる事が必要になる場合があります。
昔なんて列車は遅かったですからね、余計に期間が必要だったと思います。
現代も続くのはその名残なんでしょうか、なんにせよ使わん手はありません。
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今回、私は行きで東京に途中下車して昼食にします。
帰りは東京で一泊する予定です。
一筆書きで同じ駅を通らず後戻りしなければ、近郊区間大回りみたいな旅が出来ます。
大回りでは改札外に出れませんが、これは出来ます。
600kmを超える乗車券は割安になるそうです。
場合によっては18切符を超えるパフォーマンスになるそうです。
次の、出張辺りで計画したいですね。IMG_20201201_165146

次の日曜日、東北出張の為、移動します。
昼頃には東京に着いて昼食にしようと思っています。
乗車券は余裕で100kmを越すので途中下車ができますので、改札外に出ることも出来ます。
一緒に飯でも食いませんか?

敦賀で思った事は、新幹線の被害がもうすぐおしよせてくると言うこと。
駅の裏手で工事してたのはそれだろう。
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新幹線の通った地方都市は、衰退する様に思う。
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元々、通ってた幹線が、三セクに変わり利便性が大きく損なわれる。
どこもそうなってきたのに、諸手を挙げて賛成する。
経済効果がどうとか言うが、自分に入ってくるわけでもない。
賛成派に言いくるめられてるだけだ。
懐に入るのは、工事を受注した業者と既得権者だけだろう。
賛成に荷担したフツーの人に残るのは自治体の借金によるサービス低下だろう。
これ以上、新幹線は延びて欲しく無い。
米原に繋がろうが京都に繋がろうが、大回り出来なくなるからね。

等と大きく脱線したが、第三ラウンド、始まり始まり~。
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敦賀を出て次に目指すのは、彦根。
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ここで、人生初の『鮒寿司』を買う。KIMG0352
帰ってきてから食べたけど、完全に食わず嫌いだったと痛感した。
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これほど旨いものはなかなか無いと思う。
かなり、おすすめです。
でも、合う合わんがあるので、例えると、『酒盗』が旨いと感じる人は旨いと感じられると思います。
実際、買うときはかなりビビりました。
「初めての人でも食べれますか?」って聞くぐらいです。
で、反ってきた答えが「ブルーチーズみたいな~…」的でした。
でも、あれとはぜんぜん違います。
人によっては臭いと感じる薫り、一切れで結構、残ります。
この薫りで、もう一口、いけます。
合う酒は甘口大吟醸とか高めの白ワインですね。
醤油を垂らせば、ご飯にも合いますよ。
あー、書いてて腹へってきた、急いで帰ろう。

鮒寿司だけで、結構、書いたが、彦根を出て次に目指すのは膳所。
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ここから京阪に乗り換えて山科まで行きます。
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この区間は、地下鉄にも、路面にも乗り入れる鉄道としては最も勾配のキツいところ。
曲線半径もパネェです。
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一番、前に座ると、軽くジェットコースター気分になれます。

山科に着いて、琵琶湖疎水が見たい‼と思いましたが、だいぶ暗くなってきたので、今回は断念。
次回に繰越します。
山科からまた、JRに乗って大阪を目指します。
気分的には京都から奈良線で木津、放出、久宝寺、天王寺を目指そうかと思いましたが、疲れていたので止めて、すんなり新快速で帰りました。

武庫川源流探検の次は時間もあるので行ったこと無い所を目指します。
新快速で行ける最遠、敦賀にします。
先ずは尼崎に戻ります。
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うまい具合に快速に乗れたんですが、乗る前に用を足してない。
車内で催して来ますが高々、一時間の我慢。
大した事無い。
しかし、福知山線クラスのローカル線だったら、全列車に付いててほしいですよね。
尼崎に着いて目的を果たし、待ち時間で飲食物を買い込みます。
私はお酒は飲まないので至って健全な旅客だと思います。KIMG0316
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でも、このご時世、食事中は誰も近寄って来ませんね。
ボックスシートに一人掛け。
ビビり過ぎでしょう?
そうこうしてるうちに、対面にカップルが座ってべちゃくちゃ喋りだします、マスクも無くです。
男性の方は電話し始めるし、あからさまに嫌な顔をしました。
すると、湖西線に入って空き出すと向こうから離れて行きました。KIMG0323
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そろそろ、乗り疲れたという頃、近江塩津に着きます。
ここから、北陸線になります。
例のループ線を通ります。
が、下りには無いんですね。
そうこうしてるうちに敦賀、到着。
ハッキリ言って、何にも無いです。
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土産物屋は閉まってるし、人も居ないし。KIMG0336
戻る列車も時間があるので、昼食と土産を買いました。KIMG0337
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土産と言っても、自分にお土産です。
帰ってから消費するものです。
『へしこ』を買いました。
これも、たぶん、ご飯の進む逸品だと思います。
後は、次の目的地を目指して第三ラウンド突入です。

武庫川源流探検の次は時間もあるので行ったこと無い所を目指します。
新快速で行ける最遠、敦賀にします。
先ずは尼崎に戻ります。
うまい具合に快速に乗れたんですが、乗る前に用を足してない。
車内で催して来ますが高々、一時間の我慢。
大した事無い。
しかし、福知山線クラスのローカル線だったら、全列車に付いててほしいですよね。
尼崎に着いて目的を果たし、待ち時間で飲食物を買い込みます。
私はお酒は飲まないので至って健全な旅客だと思います。
でも、このご時世、食事中は誰も近寄って来ませんね。
ボックスシートに一人掛け。
ビビり過ぎでしょう?
そうこうしてるうちに、対面にカップルが座ってべちゃくちゃ喋りだします、マスクも無くです。
男性の方は電話し始めるし、あからさまに嫌な顔をしました。
すると、湖西線に入って空き出すと向こうから離れて行きました。
そろそろ、乗り疲れたという頃、近江塩津に着きます。
ここから、北陸線になります。
例のループ線を通ります。
が、下りには無いんですね。
そうこうしてるうちに敦賀、到着。
ハッキリ言って、何にも無いです。
土産物屋は閉まってるし、人も居ないし。
戻る列車も時間があるので、昼食と土産を買いました。
土産と言っても、自分にお土産です。
帰ってから消費するものです。
『へしこ』を買いました。
これも、たぶん、ご飯の進む逸品だと思います。
後は、次の目的地を目指して第三ラウンド突入です。

武庫川は上流に田松川という運河がつながっていてそこに加古川水系にと武庫川水系を分ける分水界がある。
地図ではここです。
実際に、そこが水源ではなくここを含む流域を水門で仕切って両方向に流れを作っているみたいです。
GoogleMapでもそれがうかがえます。
でも、いくら地図で見ても、「分水界とは何ぞや?」の疑問は消えませんので、実際に見に行きました。
先日買った18きっぷで向かいました。
福知山線で行きます。
途中、車窓からは武庫川の渓谷を眺められます。
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一時間ほどで篠山口に着きます。
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駅から、東へ向かい田松川へ行きます。
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この場所の田松川。
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ここから北に向かいます。
ほんの数十メートルで加古川水系に行く水を堰き止める水門があります。
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この水門から滲み出した水が加古川水系へ流れていきます。
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実際は、加古川水系の支流の源流となっているようです。
ここから数キロメートル北に流れて篠山川に合流します。
篠山川はさらに西へ流れて加古川に合流します。
これで、分水界の仕組みはわかったはずですが、武庫川水系へ流れ出る場所も見てみたいってことで、ここから南へ向かいます。
地図では、この辺りの風景。
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地図には記されてない水路からの流れ込みが水源となっているようです。
生き物の気配は濃く、上から眺めるだけで気配を感じられます。
田圃からの排水で栄養分が豊かなのでしょう。
透明度は低いです。
さらに進んでいきます。
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すると水門が見えてきます。
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ここが、武庫川の源流の水源の一つになっています。
水門には水位差があり、水は堰き止められているので、写真に写る横からの水が実際の源流になっているみたいです。
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この水を遡る方向を見ると、
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西の山や田圃からの排水が水源のようです。
これで、武庫川の源流の水源の一つが判明しました。
実際に見に行くもんですね。
地図だけで、知ったかするより、現地を見て納得して知識欲が収まります。
で、次は、武庫川の始まりの場所へ向かいます。
鉄道駅、一区間分ありますが、引き返して列車待つのも面倒なのでそのまま進んでいきます。
暫くは特筆すべきところはないので、垂れ流します。
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所々、水門で仕切って水位を上げて、農業用水として使われているようです。
武庫川の始まりが見えてきました。
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この付近の流れはこんなんです。
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小川程度の流れです。
写真、真ん中よりに立つ物が武庫川の始まりを記しています。
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護岸の向こう側から始まっているようです。
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これが、武庫川の源流です。
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わずか、一駅、歩いただけですが、猛烈な日差しと暑さで着ているものはぐしょぐしょに濡れてしまいました。
汗拭きのタオルもびっちょりです。
ここから列車に乗るのが憚られる気持ちになりましたが、幸い、匂いはしません。
自動改札もない駅員もいない駅で、
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カメラに向かって、「18きっぷやで~」とジェスチャーして改札を通ります。
時間はこの時、10時ぐらい、18きっぷを堪能するために第二ラウンドに突入します。

これでどこにいこう?
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一日分だが3900円もした。
普通乗車券で片道2000円以上か?
大阪から網干でトントン。
敦賀まで新快速で行けたよな?
日本海を目指すのもありか?
でも、行きたい予定は、篠山口にある、武庫川の源流と、篠山川との分水嶺。
一旦、そっち行って、加古川に行き、新快速で敦賀、米原、草津、柘植、木津、桜井、和歌山、大阪っと、寄り道できる大回りみたいだな。


暑いので自転車通勤を諦め、定期券を買って三日目、JRがまた、止まった。
すんなり、振替輸送になったけど、途中で切り替わったら大変です。
環状線だと、内回り外回りとあって先ず片側が止まる。
環状なのでいずれ目的地に到着するのでどちらに乗っても良いのだが、只でさえ混雑する環状線、更に倍!ドンッ、となる。
そして、乗りきれない客が発車を妨害してしまう。
で更に遅れる。
乗りきれない客がホームからはみ出し列車に接触しそうになる。
それで、発車できない。
そうこうしているうちに、駅に客が雪崩込む。
列車は発車できない、負の連鎖になってしまい、結局、振替輸送になる。
環状線、ブラックアウトである。
環状線が動かなくなると、周辺の鉄道に飛び火していく。
地下鉄もその一つ。
大阪駅で降ろされた客が御堂筋線に雪崩込んだら正に、地獄画図だ。
って事で、JRにはもうちょっと頑張って欲しいのだ。

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新大阪の次が西九条の快速があれば需要が多そうですよね。
大阪駅を通らないので大回りのアレンジが増えそう。
東海道線京都方面から新大阪、西九条、天王寺、京橋で片町線で木津、奈良、桜井線で高田、和歌山、阪和線で美章園、ありゃ?行き止まりだ。
環状線は、一気に回ったらダメだ。
もう一度考えよう。
京都スタート、新大阪、西九条、天王寺で阪和線、和歌山、高田で桜井線、奈良、久宝寺でおおさか東線、放出で片町線に乗り換え木津、関西線で柘植、草津線で草津、東海道線で米原、北陸本線で近江塩津、湖西線で大津、山科でゴール。
結構、長いが西の山陽本線を使ってないな。

過去、最長は、福知山線塚口スタートで谷川で加古川線、加古川、新快速で近江塩津、北陸本線で米原、東海道線で草津、柘植、木津で片町線、京橋で環状線、天王寺で関西線、王寺、高田、和歌山、阪和線で美章園でゴール。(当時はおおさか東線は開通してません)

今、大回りするとおおさか東線を組み込めるからかなり、応用出来そうですね。

食事の買い出しに、芦原橋の裏の方、北津守の更に北にある南海の木津川駅周辺に川も堀もないのに橋があります。
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ご丁寧に、煉瓦で組まれた橋台があります。
歴史背景、気にはなりますが、きっとこの辺は歴史の詳しい煉瓦教祖様が解明してくれるでしょう。
木津川駅ですが、都会の秘境駅として紹介される事が多いみたいですが、実はこの駅、貨物も扱っていたそう。
広大な空き地に続いていたであろう引き込み線が現在でも残っています。
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広大な空き地の境界には、
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レールの柵があったことから、鉄道会社の管理区域だったことがうかがえます。
チョロチョロっと調べてみれば、かつてここは材木の集積地であったようです。
和歌山、高野から切り出された木材は鉄道を経てこの地から大正運河を通って各木場に運ばれたと思われる。
大正運河は昭和45年ぐらいに埋め立てられたのでその年代がこの駅の衰退の始まりでしょう。
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駅名からも何の目的の駅かうかがえる。
木の津(港)であるから、この駅の様子から名付けられたのだろう。
冒頭の川のない橋も、こちら側の運河の跡だとうかがえる。

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